儲かってる人もそうでない人も必見!?株の節税方法・利益先送り取引



どーも、パクリ先回り投資家こと失業マンです。


年末のせいか節税方法をご紹介したページのアクセスが増えてます。



普通は税金は払いたくないですよね~
(※注意 失業マンは払う必要があるものはしっかり払いますよ!)

ってことで、節税用の小技をもう1つご紹介。

以前紹介したのは既存の含み損を確定させて実現益を減らして納税額を減らすものでした。
(打ち消した実現益分は含み益として翌年に持ち越し。)

今回はポジションゼロの状態から同額の含み益・含み損を作って、実現益を減らすというものです。
取引例は以下。

前提条件

+100万円の実現益を持っている。
100万円の実現益を含み益に変えて税金の支払いを繰り延べたい。


必要な銘柄

・貸借銘柄
・激しい上昇(下降)トレンドに乗っている


必要経費

・取引手数料
・買い方金利、売り方金利


具体的なやり方

(1) 400円の株を2500株信用買いと信用売りで両建て

400円の株が800円になる
信用買いポジ:2500株@400円は、+100万円
信用売りポジ:2500株@400円は、-100万円 の評価損益

(2) 800円で2500株現物買いと信用売りで両建て

■保有ポジ ※カッコ内は評価損益
(A) 信用買いポジ:2500株@400円(+100万円)
(B) 信用売りポジ:2500株@400円(-100万円)
(C) 現物買いポジ:2500株@800円(±0万円)
(D) 信用売りポジ:2500株@800円(±0万円) 

(3) (1)で建てた(B)2500株@400円(-100万円)の信用売りポジを現渡しして、(2)の(C)現物2500株@8
00円(±0万円)の買いポジと相殺

(4) -100万円の実現損が確定、もともとあった実現益+100万円がゼロに

■保有ポジ ※カッコ内は評価損益
(A) 信用買いポジ:2500株@400円(+100万円)
(D) 信用売りポジ:2500株@800円(±0万円) 
実現損益: -100万円

(5) 受け渡しが翌年扱いになった日(2016年は12/28)に(4)の(A)買いポジを現引き、(D)売りポジを現渡しして相殺

■保有ポジ
なし
実現損益: -100万円(当年)
実現損益: +100万円(翌年)

(6) 翌年に実現益+100万円を繰り延べ完了

※逆のことをやれば-100万円を繰り越すことも可能です
※手数料や金利は無視しています


この取引の弱点は、

・両建てた銘柄がヨコヨコだったり行って来いになって両建て値と乖離しない場合はできない
・ポジションを持つ時間が長いので、その間資金が拘束され、信用ポジの買い方・売り方金利がかかる

という点です。

また、結局は繰り延べてるだけなので、毎年プラスを出す優秀な投資家にとっては含み益が積みあがっていくだけで意味がないです。

皆さんは、こんなセコ技を必要としない毎年プラスなスーパー投資家になってください。

【注意】
信用取引におけるクロス取引(対当売買)は、経済合理性のない取引であり、金融商品取引法上禁止された仮装売買、実勢を反映しない取引高の増加に該当する取引として、不公正取引に該当する可能性があります。


※他の節税取引
小さな手数料で見かけの実現損を出す裏技みたいな方法もあります。
だだしこれは今回ご紹介の方法以上にグレー(黒かも?)なので詳細の記載は控えます。
気になる方は、「両建て、低位株」がキーワードなのでググってご自身で見つけてください。
この時期に3103ユニチカ、6803ティアックなんか売買高上位に来てるのはこの裏技のせいです。


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