世界経済10年サイクルによる2017年世界恐慌とEU崩壊の可能性



6/24にイギリスの国民投票で、EU離脱派が勝利しました。
このイギリスのEU離脱が世界経済低迷とEU崩壊のきっかけになるのではないかと考えています。





世界経済の10年周期・2017年に株高は終わり?

まず世界の投資サイクルですが、10年周期で好況不況が循環しています。
そのサイクルに照らし合わせると、2017年頃に○○ショックが起こり、7年くらい続いていた世界の株高が終わる可能性があるのです。

過去を振り返ると、

1987年 ブラックマンデー
1997年 アジア通貨危機
(2007年 サブプライムショック)
2008年 リーマンショック

のように、XXX7年・XXX8年にごろに大きなショックが起こっています。

詳しく見ると




※数字は年代の下一桁

というような景気サイクルとなっています。


アメリカの株価は割高?

実際、ダウはPERで見ても、バフェット指標で見ても割高です。


※バフェット指標:GDPと市場時価総額を比較し時価総額が高ければ割高


同時にEU崩壊、そして世界恐慌へ・・・??

イギリスのEU離脱は上げ相場のトレンドを転換させるのに十分で、リーマン破綻のような世界的不況のきっかけになってもおかしくないとも考えてます。

というのも、EUが崩壊する可能性が出てきたからです。

EU主要国のフランス・スペイン・イタリア(反EUローマ市長が誕生してます)に反EUの動きがあります。

そんな中で、政治イベントが立て続けにあり、EU離脱を掲げる勢力が大きくなる可能性があります。

さらには、ギリシャを筆頭にPIIGSのポルトガル、アイルランド、スペイン、イタリア、独立運動のスコットランド、アイルランド等々の火種は鎮火しておらず燻っています。
スコットランドがイギリスから独立とか言ってます・・・)

同時にEU崩壊、そして世界恐慌へ・・・??

最後に今後のアメリカ、EU主要国の政治日程です。
どこかでEU離脱国が出てくるとイギリスEU離脱時のような激震が世界経済を襲うかもしれません。

■2016年
6月26日  スペイン議会の再選挙
10月   イタリア国民投票(EU離脱がテーマではない)
11月   アメリカ大統領選挙

2017年
3月    オランダ総選挙
4-5月   フランス大統領選挙
6月    フランス下院選
8-10月  ドイツ総選挙